旬の野菜をおいしく食べよう!
2010年09月08日
インドの揚げ物、”サモサ”

今回は、お客様からの
ご質問の多い”サモサ”について
のお話しです。
古い料理本なんかには、
”インド風揚げギョーザ”
なんてかいてありましたが、
ギョーザというよりは、
揚げパイに近いのでは?
皮がちょうどパイのように
層にもなるので、
ギョーザの皮で代用しちゃうと、
違う感じになってしまいます。
今日は”サモサ”の仕込みの日。
そこで、「どうやって作るんですか?」という声にお答えしようと思います。

まず最初に、サモサの皮を作ります。
小麦粉と植物油が生地の基本材料で、
これにクミンシードを加えています。
そうすると、香りがよくなるんですよ。

ここに、熱湯を少しずつ加えながら、
ひとまとまりにしていきます。
5分ほどこねたら、ボールのように形作って、
室温でやすませます。

サブジをつくります。
サブジとは、野菜の炒め煮のこと。
イメージでいうと、ドライカレーのように
水気の少ないカレーというかんじ。
salon cuttho では、南インド風の
じゃがいもサブジを詰めています。
ブラウンマスタードシードをスタータースパイスに、
ターメリックとガラムマサラで仕上げます。

サブジができたら、サモサの皮を作っていきます。
休ませていた生地を適当な大きさに均等に分けて、
薄く、丸く、麺棒でのばしていきます。
円状の薄い生地を、ナイフなどで2等分に切り分け、
半円を二つ作ります。
その半分の円の、直角をはさんだ二つの辺に、
指で薄く水をつけてのりにして閉じ、
円錐を作ります。
円錐のくぼみにサブジをのせたら、袋をとじるようにして、
同じく水をつけて閉じます。

できあがったサモサを、今度は低温でゆっくり
揚げていきます。そうすることで、パイのような層ができ、
サクサクと、おいしく仕上がりますよ。
salon cuttho では、べジプレートの定番として登場します。
ぜひ、お試しくださいませ!
Posted by サヨコ at 18:42│Comments(0)
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